転職サイトのエージェントに頼む事のデメリットは無視して良いです

 「レバテックキャリアやマイナビエージェントなどの転職サイトのエージェントに会って求人紹介を依頼する事のメリットとデメリットは何か?」
 と気にされている方も多いと思います。
 
 端的に言えば、デメリットについては考えなくて良いと思います

 なぜならば、40歳を越えた中高年の方で就職・転職を目指す場合、20代、30代と比べればエージェントが会ってくれない確率は圧倒的に高くなります。
 
 転職の能力の高い人、例えば語学に堪能で海外支店の立ち上げや経営経験が豊富な人などと、より一般的な方で転職能力の低い人の差が激しいと言って良いでしょう。

 多くの中高年転職者にとってはエージェントが会ってくれるだけでありがたいものです。

 ですから、エージェントが会うことに積極的な20代、30代の若い人はエージェントが会ってくれる事に感謝すべきで悪く思う理由は無いと思います

 では、会社によってエージェントの接客力やマナーに差があるのではないか?と思われるかもしれません。

 確かに差はあるでしょう。
しかし、エージェントについては『会社よりも出会いであり運である』と言われるように、どの会社ですばらしいエージェントと出会うかは実際のところ分かりません。会社内でも力量の差はありますから。

 会社ごとのレベルの差と言っても、いくらネットでの評判を集めてみても登録して利用してみないと結局のところ分からないでしょう。

 札幌のあるプログラマ派遣会社の営業部長は年間200社を営業で回るそうですが、2chなどでブラック企業と書かれているある会社の内部事情を知っていて、「今すぐにでも実は転社したい」と言っていました。

 ですから「百聞が一見に如かず」で先入観無しに本当にまずは会ってみる事です。

あえてデメリットを言えば、けっして転職のプロキャリアコンサルタントで無いことです

 当サイトの別ページでも書いている通り、エージェントは就職・転職のプロではありません。
就職・転職のプロは、むしろ条件で不利な人をこそ如何に就職させてあげられるかで力量が測られるでしょう。

 新卒以外の就職・転職は条件が不利な人ほど大変な不安とストレスにさらされます。
その事にに同じ人間として心底共感し勇気づける事が出来るかどうか?がプロかどうかの分かれ目です。

 この共感が無い人は「あなたに紹介出来る求人はありません」と高飛車に発言することも実際上多いです。
その時は「この人は転職では無くマッチングのプロである」ときちんと認識する事です。

 そして、そんなマッチングのプロが言ってくれた事が、実は少なからず役に立つことがあるので、ひとつのヒントとしてあまり深刻にならずに聞いておくと良いでしょう。
 

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