リーマンショック後、中高年の採用状況が激変した
今日は。
札幌WEBプログラミングスクールの横田です。
私は今54歳ですが、札幌市で最大の飲食店グループ(株)APRのWEBディレクター・WEBデザイナーを1年以上前から引き受けています。
昨年、全30店舗のホームページを一人で全て作り直しました。
他の企業のホームページ作成を請け負うようになったのは3年ほど前からです。
ネットで検索すると、「50歳前までホームページ作成の受託経験が無くてバリバリのプロとして企業に採用されたり、受託したりという事は有り得ない、無理である」と書かれています。
こういった転職・就職相談に、プロの有料キャリアカウンセラでは無く就職・転職に関しての素人が答えている記事には十分に注意しましょう。
正確な情報が欲しい場合は是非、札幌WEBプログラミングスクールの就職活動支援サービスをご利用下さい。
リーマンショックによる大量解雇が採用基準を変えた
リーマンショック前とショック後2年ほど、中高年の転職は非常に厳しいものでした。
ただし、正しい転職活動をすれば就職は出来ました。
就職は出来るのですが、どこのどういう企業に就職できたのかが問題だったのです。
簡単に言うと問題の多い企業に決まる事も多かったのです。
★ただし、東京・横浜といった首都圏では当時からプログラマ・SEの転社に年齢はほぼ関係ありませんでした。ほぼ完全な実力主義での採用だったのです。
今、この実力主義採用が急激に日本に広まっています。
理由はリーマンショックで大量の解雇されたサラリーマンが出た事でしょう。
それまでは中高年で職業を探す人は社会の例外・落ちこぼれで、人格に問題のある人が多いというのが企業の見方でした。
ところが多くのエリート社員やエリートエンジニアが解雇され転職市場にあふれると、失業者=社会不適合者とはどう考えても見做せなくなってしまいました。
おまけに少子高齢化にアベノミクスによる景気回復で人手不足が深刻化し、年齢に拘ればせっかくの有能な人材を採用できるチャンスを見逃してしまう事になります。
50歳からのITエンジニア・WEBディレクター、WEBデザイナーへの転身は全然問題ありません!
社会は労働力確保の面からも一億総活躍社会にならざるえないのだと思います。