ITエンジニア転職支援企業の非公開案件が非公開な理由
この事については別なページでもご説明しており重複しているので再度のご説明は控えさせていただきますが、ITエンジニア転職支援企業のエージェントがこの非公開案件をどのように扱っているのかをご説明いたします。
エージェントはノルマを課され夜中まで働いている
実は我々が思うよりもはるかに求人紹介企業のエージェント(キャリアコンサルタント)は毎月、高額のノルマを課されています。
例えば月300万円の紹介料(マージン)という風に。
ですから、採用が決まった時に受け取るマージンは、求人に記載されている年収に比例しますから、登録者の中に提示年収が高額な非公開案件の条件にマッチングする、採用してもらえる人材がいないかを血眼になって探しています。
ゆえにエージェントは該当者が見つかった時の登録者とクライアントへの説得を第一の仕事にしています。
一人あたり平均200人の登録者を抱えていますから、マージンが少なかったりマッチングする求人が見当たらない登録者は、端的に言うと相手にしたくない訳です。
高額の非公開案件にマッチングする人材はエリートで多忙な事が多いので、登録者が帰宅する夜中や早朝に電話を掛ける事も日常茶飯事です。
ですからエージェントは精神的にも肉体的にも相当なストレスが掛かる職種なのです。
◆これはDODAやキャリコネなどの一般的な求人紹介企業大手でも事情はまったく同じです。
もうお分かりの通り、彼らは就職支援・転職支援のプロではありません。
非公開案件のマッチングのプロなのです。
どのような人が高額非公開案件で求められているのか?
これについては年収が高額なほど、求めるスキルや経歴に非常に細かい条件が付けられていると言って良いでしょう。
ある求人で求められている人が別な求人には全くマッチしない事が当たり前です。
クライアント企業の担当者が満足する人材を紹介しないと、エージェントは信用を失い担当エージェントの交代を求められるので、出来るだけ1回の紹介で採用される人材を探しているのです。
自分は紹介してくれそうに無いと思う場合は登録は無駄でしょうか?
ところがそれが、まったくそうでは無いのですね!
プログラマ・システムエンジニア・WEBデザイナーは今超売り手市場である
企業基幹業務システムのプログラマの需要は銀行の対応に似ていると言って良いでしょう。
不景気になると解雇し冷たく扱い、景気が良くなるとしばらくして札プロのようなスクールにどんどん求人を送っていきます。
プログラマに比べWEBデザインは景気に左右されずより安定しており、楽天、GREEなどのIT系ベンチャー企業は不景気を向かい風にして離陸していく旅客機のように成長していくので、ベンチャー系のITエンジニアの需要は基幹業務システムのプログラマとはまったく逆の傾向があります。
スカウトの連絡がどんどん来ます
今は首都圏も札幌、福岡などの地方も、エンジニア不足は深刻です。
北海道新聞などにも「首都圏のIT企業は首都圏と中部地方でのPHPなどのプログラマと、優秀なプログラミングも出来るWEBデザイナーの新規獲得は無理とあきらめ、札幌、福岡などに支店を出し100名単位で募集している」という記事が載っています。
●代表的なサイト・・・・
腕に覚えのある力を試してみたい東京、横浜、神奈川千葉のITエンジニアは今引く手あまたでしょう。
ですから20代、30代の経験者やきちんとスクールで学ばれた方ならば、全国の求人の80%が集中する東京・神奈川在住の人なら特にスカウトがどんどん来ます。
今が規模も大きく安定していて時間的にもきつくない企業に入社するチャンスです。
日本IBMなどは企業体力もあり不景気でのリストラなども余りしないのでお勧めです。
アクセンチュアなどのコンサルティングファームや富士ソフトなどの超王手も100人単位でプログラマを募集しています。
まさに、いつ転職を考えるかのか?
『今でしょ!』