就職・転職では誰しも面接には多少なりとも不安はありますよね。

そこで今回は面接のテクニックについてお話しします。

模擬面接をビデオに撮って自分で見てみましょう!

まず最初のトレーニングは、家庭用のハンディビデオカメラを用意して面接官がいない場合は自分一人でも良いですから予想される質問に答える形の模擬面接をしてパソコンで見てみる事です。

もちろん、実際に面接官がいるほうがはるかに良いです。

自分一人だと受け答えが長くなる傾向があります。

芝居のセリフを言ってしまう感覚になるのでしょう。面接官の反応が見られないので「今の説明で十分だな」と相手の目や表情で察知できないからです。

ハローワークでも面接官一人にアシスタントの一人の2人態勢で模擬面接をしてもらえますし、札幌WEBプログラミングスクールでも教室またはSkypeによる模擬面接を行っています。大いに利用しましょう。

模擬面接の映像は、初回映像は大抵その場から逃げ出したくなるほどひどいと感じると思います。
かくも普段思い込んでいる自己イメージと他人に写っているイメージは違うものかと驚かれるでしょう。

自分一人でも改善点はすぐに分かるので、直しては撮影してという事を満足な出来になるまで繰り返します。
改善を重ねていくと1日の練習でこれ以上は改善の余地無しと思える出来になります

そこまでいって面接に落ち度があるという事はちょっと考えられません。

答えは的確に短く!話し足りないぐらいがちょうど良いです

受け答えは、質問されている事にズバリと適切な答を短く言うのがポイントです。
さらに面接が終了した時には「ちょっと話し足たりなかったなあ」と思うぐらいがちょうど良いと言われています。

集団面接では必ずといって良いほど、ここぞとばかりたくさん話す人がいます。
面接は企業側も時間を決めていますから長く話すほど「早く話を終えてくれないかなあ」と思うものです。
そういった人ほど質問の主旨からずれた答を言う場合が多いと思います。
もちろんその人への評価も悪くなります。

質問を予測して答を用意しておく

的確に短く自信を持って答えるには質問事項を予測してその答を紙に書きだし、模擬面接でカメラの前で話す練習をしておくことです。
どの面接でもだいたいの質問事項は予測できるのでこのような準備をしておけば憂い無しです。

参考サイト 想定問答集を作りましょう

提示された条件は丸のみしよう

面接の途中で担当者が給料の話や仕事内容でこちらが気の進まない内容の事を言って来ても、全て

「給料はその額でよろしいです。それこそ私の仕事です!」

とYESで答えて条件を丸のみする事です。

条件面で良い印象を持たなかった時のあなたの表情の曇りは、驚くほど面接官に伝わりとても印象を悪くします。

面接で大切な事はとにかく内定をもらう事です

これを「丸のみ内定」と言います。

 給与や休日などの条件は、相手の「採用したい」とい返事をもらってから、派遣であれば担当カウンセラを通して交渉してもらいましょう。

実は、これらの条件の交渉は実際の就労以降も含めこの時1回限りです
自分が納得できる条件で無ければ断って良いのです。

ただし、契約してから自分で相手先企業に交渉することはやってはいけません。
なぜなら、派遣は派遣会社と派遣先企業の労働契約だからです。
ですから、何か要望があれば派遣会社の担当カウンセラと交渉して下さい。

参考サイト  内定が出た後にすべき事

面接の最後での「何か質問や話しておきたいことはありますか」にどう対処するか?

面接では最後にほぼ必ずこの質問をされます。

実はここは難かしい箇所ですね。
あるキャリアカウンセラは

「どうして私を呼んでいただけたのですか?今回求めている人材はどんな人ですか?」

とこちらから逆に質問しなさいと言っています。

面接官はこの質問に答えているうちに『実は当初から欲しかった人材はこの人だ』と錯覚していくと言うのです。

実はこういった就職活動のテクニックは、応募書類へ「自己PR文を添付する」などと同じようにすでにかなり広まってしまって仕掛けがばれてしまっているようです。

ここは、正直に自分の質問したい事や言いたい事を言えば良いと思います

そうでなければ「採用の暁には一生懸命頑張ります」と一言話して終了で良いのではないでしょうか?

それで駄目だったらご縁が無かったまでの事だと思います。

面接官は面接相手の何を見るのか?

マネジメントを発明した男として有名な経営学者のピーター・ドラッガーは

どんなベテランの人事採用担当者でも成功率は3割である』と言っています。

「いや。自分はもっと成功していますよ」と自信を持っている人は本当に危ないと言っています。

なぜ、紹介予定派遣という制度がこんなに広まるのか?

それは

  1. 派遣会社の面接官が1年で行う面接の数が、企業の人事採用担当者よりけた違いに多い
  2. 紹介される人を今までいくつかの会社に派遣していた場合、その人の働きぶりや性格を熟知しているであろう

からと言う理由からです。

いわば仲介料は自分で採用する代わりの安心料なのです。

★ベテランの担当者になればなるほど学歴などの見かけには騙されなくなります。

では何を見るのでしょうか?

  1. 目の光
  2. 服装がTPOに沿っているか。清潔さは申し分ないか
  3. 応募書類が意欲的に作りこまれていているか
  4. 性格の明るさや優しさがふわっと感じられるか

これらの事を見ます。

●『目は口ほどにものを言う』と言われるように、人間目だけはごまかしがききません。
まさに目は心の窓です。

ベテランの採用担当者ほど「1点でも不安に思う点があるなら採用は見送り派遣会社に派遣社員を紹介してもらいなさい」と言います。

●逆に言うと、採用担当官者の成功率は3割なのだから不採用になっても気にしない事です。7割は見立て違いをしているわけです。ですから人格を否定されたなどとけっして思わない事です。

 恋愛と同じで「振られたらサッと切り替え次の人を探す」事です!

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